人気ディズニー映画のモデルとなった物語のダークな内容その2 (4/7ページ)

Kotaku

ジャングルに人食い虎のシア・カーンがやってきたことで、動物たちはモーグリを人間の村へ戻そうと計画しますが、モーグリ本人はジャングルに留まりたいため、なかなかうまく進みません。

最終的にモーグリはシア・カーンを倒し、ジャングルに残れることになりますが、美しい人間の女の子と出会ったことでモーグリは人間の村に戻っていく、というお話です。

映画では人間の村があたかも素晴らしく平和な場所のように描かれていますが、ラドヤード・キップリングが書いた『ジャングル・ブック』の続編にあたる『続ジャングル・ブック』には、村人から妖術使いだと非難されたモーグリは村から追放されるだけでなく、ジャングルの仲間も拷問にかける計画がなされたとあります。

そして、復讐に燃えたモーグリはジャングルの動物たちを集めて村の畑や食料をめちゃくちゃにし、最後には象の集団を誘導して村を破壊。村人を追い出したと書かれています。


■『ムーラン』

1998年に公開された古代中国を舞台にした物語。中国に伝えられる木蘭という女性がモデルになっています。

各家男子1人の徴兵令が出るものの、家にいる男子は高齢で病気の父親のみ。そこで父のために一人娘のムーランが男装して従軍し、12年間もの間、過酷な訓練や仲間たちの意地悪に耐えます。その努力の甲斐あって、彼女は周りから一目置かれる存在に。

しかし、ムーランは交戦中に傷を負い、手当ての際に女であることがバレてしまいます。本来ならば軍規違反で処刑されるところでしたが、故郷に追放されるという形に

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