人気ディズニー映画のモデルとなった物語のダークな内容その2 (3/7ページ)
原作では、ベルは野獣から一定期間実家に戻る許可を得ます。姉たちは戻って来たベルが上等な服を着て、食べるものにも困っていなさそうな様子を見て嫉妬にかられます。そしてベルが城に戻らなければ、野獣が怒り狂い、ベルを食い殺すだろうと考え、滞在を引き延ばそうとするのです。
彼女たちの思惑は外れ、野獣はベルを失った悲しみから衰弱してしまいます。それを知ったベルは慌てて野獣の待つ城に戻り、2人は幸せに暮らしたのでした。
■『きつねと猟犬』
母を殺されて人間に育てられたきつねのトッドと、隣人の猟師に育てられた猟犬のコッパーが、将来自分たちが敵同士になることも知らずに親友になるという、大ヒット作品。
本作のラストは、クマに襲われたコッパーをトッドが救い、コッパーの飼い主が疲れ切ったトッドを殺そうとするものの、コッパーがすかさずトッドをかばい、2人はともに暮らしはしないものの、幸せに暮らしたという流れです。
一方で、ダニエル・P・マニックスによる原作のエンディングは、救いのないものでした。
猟師の他の犬が狐によって殺されたため、猟師はコッパーを訓練してトッドを捕まえようとします。コッパーはトッドを追い掛け回し、死に追いやるのです。
数年後、年老いた猟師は介護施設に入居しますが、家を離れる前に長年の狩りの相棒であったコッパーをショットガンで撃ち殺します。
■『ジャングル・ブック』
黒ヒョウのバギーラに助けられ、狼に育てられた人間の子供モーグリが主人公のアドベンチャー映画。ウォルト・ディズニーの遺作です。