【あなたはどう受け止めた?】象徴としてのお務めについて“天皇陛下のおことば”全文 (5/5ページ)
そして「天皇の終焉に当たっては、重い殯の行事が連日ほぼ2カ月にわたって続き」と、そのご負担を懸念されたことに、心を動かされました。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) 2016年8月8日出典: Twitter
天皇陛下が懸念を示されていた殯(もがり)の行事とは、日本の古代に行われていた葬儀儀礼のことです。
この行事では、死者を本葬するまでのかなり長い期間、棺に遺体を仮安置し、別れを惜しみ、死者の霊魂を畏れ、かつ慰め、死者の復活を願いつつも遺体の腐敗・白骨化などの物理的変化を確認することによって、死者の最終的な「死」を確認します。
この行事と新時代に関わる諸行事を同時進行しなくてはいけないことは、それに関わる人にとってとても負担の大きいものとなってしまうでしょう。
天皇陛下は、そんな残された人たちのことまでもお考えになり“生前退位”の意を強く示されたのです。
このおとこばに対して、安倍首相は「ご発言されたということを重く受け止め、しっかりと考える」と発言。
今後政府は、皇室典範改正や特別法の制定に向け、秋にも有識者会議を設置して議論に着手する方向で検討しているようです。