向上心ある大学生へ捧ぐ! 先輩に聞いた、大学編入試験に合格するためのアドバイス【学生記者】 (3/6ページ)

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2.編入に成功した先輩にインタビュー!

薫子(以下・薫)よろしくお願いします!いつも尊敬しています!

私は日曜日、勉強で図書館に行った帰り道に編入のことで死にたくなるほど思いつめてしまったのですが……先輩はそんな経験はありませんでしたか?

———ああ……わかる。けど最初だけだったよ。そもそも編入の勉強を始めたのが一年の春休みだから、三月中にはその感覚もなくなった。途中からは反対に、誰も知らない人の中で勉強するのが心地よかったかな。勉強を始めたのが遅かったから切羽詰まっていたのもあるかもしれない。

人は目標に向かって集中したとき、孤独感なんて忘れてしまうのでしょうか。心地よささえも感じるなんて、どれだけ集中していたんでしょう。先輩のすごさに震えます。

薫:先輩は短大出身ですが、編入を選ぶことで、普通に入学して四年間勉強して卒論を書いて、就職するという一連の流れから自ら外れる選択をしたわけですよね。みんなが経験する大学受験と違い、しなくてもいい選択であるぶん、自分の意志を保つのが大変なように思いますが、辛かったことはありますか?

————−たくさんあるよもちろん(笑)。情報はないし、誰に頼ればいいかわからなかった。その年によって編入生を募集していない大学もあるから運もあるし、過去問や対策がわかりきっていてデータベースや予備校も参考書もたくさんある大学入試とは違う、自分の勉強のやり方があっているかわからない不安があったよ。どのように何を勉強すればいいかも手探り状態。自分と孤独との闘いだったなぁ。英語の実力が思うように上がらない、とか専門科目の勉強が思うようにできない、とかいろいろ不安でした。受からなかったらどうしよう、という受験につきものの不安も。

自分との闘い。言うが易しで耳タコのフレーズですが、ライバルは自分であると言い切れるのはすごいですよね。サボってしまえば、他人に言い訳しようとも自分だけははっきりわかるわけです。

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