向上心ある大学生へ捧ぐ! 先輩に聞いた、大学編入試験に合格するためのアドバイス【学生記者】 (6/6ページ)

学生の窓口

目的や知りたいことがないと、新しい環境が苦手な人にとってはリスクが大きいし、ストレスフルなだけになってしまいます。

薫:ありがとうございました。

自分との対話、そして社会に目を向けることが重要なんですね。徹底的に考えすぎると迷路に迷い込み、私のように図書館の暗い通路に無気力に横たわることになるような気がしますが、袋小路に陥る前に気持ちを切り替えるバランス感覚も必要なのでしょう。私はまず、希望にあふれた高校生向けの予備校のCMに毒づくのをやめることから始めたいと思います(笑)。

ここまで、編入について語ってきましたが、編入しようが学歴が低かろうが高かろうが、出身校に誇りを持とうが憎もうが、そんなのはどうでもいいんです。大切なのはあなたが自分の学生生活や人生をどうしたいか、そして何を心の底からほしがっているか。純粋に自分がやりたいことを追求すると、みんながほしがっているものより自分がほしいものの価値がより一層輝いてくることでしょう。

何かに挑戦する人の孤独は寂しいものではなく、爽やかなものです。私は耐えられず、寂しいと手元のiPhoneに話しかけたところ、「貴く偉大なものは皆孤独である、あなたもその素晴らしい人の一員なんですね」と慰められました(笑)。なんだか問題を大きくしてごまかされた気がしなくもないですが、まぁいいかと気が抜けました。

高校時代、自分でがっつり噛み付いて味わい、掴み取ろうとする泥臭い努力でしか得られないものがあると気付き損ねた私は、そのリベンジをしようと編入という目的に向かってがんばっている最中です。あなたもそんな私と一緒に、何かに挑戦してみませんか?

<大学生のまずこれステップ>
1.編入はいい面もたくさんあるけど覚悟が必要!
2.自分と社会に好奇心を持って向き合うことが大切!
3.学生時代を編入勉強も含めて、楽しんで!

文・薫子

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