向上心ある大学生へ捧ぐ! 先輩に聞いた、大学編入試験に合格するためのアドバイス【学生記者】 (4/6ページ)

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情報収集については予備校に通う、短大の場合は学校の先生に相談する、行きたい大学の研究室の先生にアポを取ってみるなどいろいろな方法がありますが、どれも自発的に行動しないと何も始まらないことばかりです。

四年制大学から編入する場合、まわりは大学二年という華の大学生の時期……なのに自分は受験生というギャップに苦しむこともあるでしょう。「そもそも大学には入っているんだからこのままでよくない? 現状で満足するべき」という甘い囁きに流されない自信があるとは、私は言い切れません。行動力とめげない意志の強さが必要ですよね。編入試験に受かったらステップアップも叶うし希望の勉強ができるという天国ですが、落ちたら……編入浪人? 地獄ですね。覚悟の上、不安と隣り合わせの勉強の日々です。私、大丈夫かな? 

薫:お話を聞いているともう、涙が出てきそうです……。覚悟の上、努力を重ねてきたチャレンジャーかつリスクテイカーな先輩に惚れそうですが、自分が同じことをできるかどうか不安です、怖いです。今まで編入で辛いことを聞いてきましたが、それでもしてよかったと思ったこと、この経験で得た教訓など教えていただけると嬉しいです。


—————まず、やっぱり合格発表の時はものすごい嬉しかったよ。発表が10時で、怖くてなかなか見られなかったけれど意を決して、表参道の駅についたら見ようと決めて、そしたら自分の番号があった。合否を見た瞬間と同時に駅から地上に出て、目の前が光でぱぁーっと明るくなって、その光景が忘れられない。スマホを落としそうになって手が震えて、その足ですぐ学校に報告に行った。

あとは、勉強中に先生がたくさん応援してくれたことも忘れられないかな。自分の力で人生の道を切り開いた感じがして、それも得難い経験の一つです。編入試験は勉強しなきゃいけない範囲が広すぎるから、いろんなところにアンテナ張って、視野が広くなったことも利点。

何より、今までよりもレベルが高い環境でしたくてたまらなかった勉強ができることの幸せかな。新しい環境で慣れるまでとても大変だったけど、今はとても楽しいよ。

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