【年収305万でも貧困!?】お金だけじゃない!“貧困”のラインとは…? (3/4ページ)
OECD(経済協力開発機構)によると、“貧困”の定義とは「一定基準(貧困線)を下回る等価可処分所得(手取り収入を世帯人員の平方根で割って調整した所得)しか得ていない者」のことを言います。
日本の場合、等価可処分所得の中央値は274万円というデータがあり、その半分の137万円未満の人が貧困層ということになります。
例えば、夫妻と子ども2人の合計4人家族の世帯ならば、年収305万円で社会保険料や税金などを差し引いた可処分所得が274万円、それを4人の平方根の2で割った数値が137万円となるので、年収305万円以下だと“貧困層”となってしまうのです。
まず、相対的貧困率と絶対的貧困率を勉強しましょう。貧困を「自分基準」にしている方が見受けられます。困っていることは理解できます。しかし、困っている方が困っている方を叩くという現状は最悪です。
— 三宅雪子(自由社会は沈まず) (@miyake_yukiko35) 2016年8月21日
出典: Twitter
年収305万円でも“貧困層”となってしまうことには驚きですが、これはに貧困に2つの種類があることが関係しています。
1つは衣食住もままならず、飢餓で苦しんだりと普通に生活するのが絶望的であり、生きるのすら危ぶまれる「絶対的貧困」。これは日本においてはかなり珍しいケースです。
もう1つは「相対的貧困」。これこそが先述した“貧困層”のことであり、今回の一件で言う“金銭的問題で進学ができない”というのも、その例の1つなのです。