かつて精神病院や収容所で行われたと言われている人体実験 (1/7ページ)
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精神科病棟や収容所は映画の題材としては格好のネタだ。人は「狂気」に抗いながらもそこに魅力を感じてしまう。
それがフィクションならまだよいのだが、かつて科学の名のもとに患者や囚人を狂気へと追いやる、数多くの陰惨かつ非人道的な人体実験が行われてきた。数多く行われていたそれらの実験は未だ白日の下に晒されることなく闇に葬り去られたものもある。ここに挙げるのは、そのうちのほんのわずかの記録である。
※なおこれらは海外サイトにまとめられていたものであり、海外で広く認識されているものである。・ 3人のキリスト実験(アメリカ)
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1959年、社会心理学者のミルトン・ロキーチ博士は妄想の治療法を確立するため、自分がキリストであると信じる統合失調症の患者3人で実験を行った。3人を同じ病棟に入院させると、やがて彼らは誰が真のキリストであるか口論を始め、それは殴り合いにまで発展した。
それが落ち着くと、彼らはより深い妄想の世界へと入り込んでいった。2人は、自らがキリストであることを疑わず、他の連中は気狂いだと信じ込んだ。1人は他の患者は実は死んでおり、機械に操られていると考えた。
ロキーチ博士は実験を一歩進め、彼らに干渉するようになる。患者の1人であるレオという男は、イエティと結婚していると思い込んでいた。ある日、彼のもとに妻から手紙が届くようになる。大いに喜んで、人前で歌を歌ったり、タバコの特定の銘柄を吸うよう懇願されると、それを微塵も疑わず実行した。が、名前を変えるよう頼まれると、レオは離婚を考えるようになる。キリストとして馬鹿げているからだ。
2年間続いた実験であったが、目立った成果はあがらなかった。