83歳筆者の「Windows 10アップグレード」一部始終(前編)...パソコン歴40年近くの自分も悪戦苦闘 (5/10ページ)
勿論、それなりにサービスも受けて来たわけだが、その間、Microsoft社に唯々諾々と上納させられて来た負担金も、個人の事業者にとって決して軽いものでは無かった。毎年の長者番付でビル・ゲイツの名前と顔写真を見る度に、正直なところ複雑な気持ちを抱かずには居られなかった。バットマンのような坂村 健さんが現れて余りにも横暴な悪漢Mに一泡吹かせてくれないだろうか?と密かに夢見たものだが、現実はご存知の通りだ。
筆者は、この最上位機種PC(当初Windows 8搭載)を、自分でパーツを選択し、大手PCメーカー(日本ヒューレット・パッカード株式会社)からネット経由で購入したのだが、ご存知のスタートメニュー関連の不具合で、使い勝手の悪さを呪っていたところ、どうやらこの欠点を改良した8.1で、ようやく使えるようになったかな?と感じ始めていた。ところが、今年の春頃?だったろうか?「あなたのPCは、条件を満たしているので、Windows 10に無償でアップグレードするように」という趣旨のメッセージが、電源を投入する度にしつこく表示されるようになった。
元々、筆者は長い間のWindowsシリーズの利用経験からして、バグを解消するためのアップデートをこまめに行って、該当バージョンのサポート終了まで、使い続ける、という方針で、これまでやって来た。従って、たとえ無償であろうが、無かろうが、未だ購入して余り日も経っていない上、サポートも継続されているOSを、専らMicrosoft社サイドの都合で、どうこう言われたから、と言って、これまで続けて来た我が方針を直ちに変更する気など、さらさら無かった。
ユーザーの方にその気が無いのに、しつこくアップグレードを迫るメッセージを頻繁に表示させるMicrosoft社の手法には先ず、腹が立った。
元々、筆者はOS Windowsアップデートの設定も、「更新プログラムを自動的にダウンロードしたり、インストールしたりすることはせず、単に通知のみを受け取る」という設定にしてあるくらいだ。それは、何かデリケートな処理をしている最中に、Microsoft社の都合で、更新プログラムのダウンロードやインストールを勝手に始められて、こちらの大事な処理が、中断されたりしては困るからだ。