83歳筆者の〈極私的鑑賞ノート〉(3)...私のNo.1映画は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」 (2/9ページ)

Jタウンネット

どんな作品か?まあ、それは徐々に述べて行くが、一言で言ってしまえば、「ギャング映画」か?

パートIIIまで存在する、この作品より一般的に有名な「ゴッドファーザー」もそうなのだが、「ギャング映画」と呼ばれる映画は、日本人の常識からすれば、現実からおよそ程遠い「お話しの世界」ということになるのだろうが、その中身は意外にも、日本人(特に、我々世代のような日本の高度経済成長期に身を置いた者)にとっては、身につまされる点も少なく無い。それが最も端的に表れるのは、集団を維持するための"組織"にまつわる色々な問題についてである。しかし、これは本題では無いので、メインルートに戻ろう。

ウィキペディアによれば、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』は、カンヌ国際映画祭で先行上映され、そこで高い評価を得るが、アメリカ公開時には批評家たちから酷評された。原因は、一般観衆に受け入れられやすくするため、製作会社が物語の時系列を整理し、映画の上映時間を大幅に短縮、更にエンニオ・モリコーネの楽曲までカットしたためである(ただし、日本やヨーロッパの一部の国ではオリジナル版がそのまま公開され、高い評価を得る)。

筆者は、このオリジナル版を日本で観たに違いない。そして、更に筆者の手元にはDVD『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』完全版、ディレクターズカット・バージョンがあり、この原稿を書くに当たって、何年かぶりに視聴してみた。そして、色々関連する事項を思い出した。

そもそも、この映画は日本では何処で、いつ頃、初上映されたか?

それは、有楽町マリオン内にオープンした日本劇場(現TOHOシネマズ日劇スクリーン1)のこけら落とし上映作品ということであり、筆者は、これを、その頃入会していた都民劇場映画サークルが取り上げた(呼び方は正確では無いが)定期(公演?)作品として鑑賞した。

そして、当時会員に配布されていた会報に、この映画について、(今まで観た映画の中で、一番映画らしい、映画として)高く評価する旨の感想を投稿して、掲載されたのだが、これは既に廃棄してしまって、今、筆者の手元には無い。

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