花粉症対策にビタミンD有効説!? 免疫機能に必要不可欠な働きとは (2/8ページ)
また、発生、恒常性、代謝など、生命維持の根幹に係わる遺伝子転写に関与していることがわかっています。
少なくともここで言えることは、ビタミンDは、免疫反応などへの関与も示されることから「免疫調整ホルモン」とも言えるという点です。
花粉症に対するビタミンDの効果はまだ研究段階
しかし、一定量以上のビタミンDを摂取することで、花粉症の症状が緩和するかどうかは今のところ疫学的に人において確かめられておらず、花粉症状が緩和される正確なメカニズムも解明されていません。
研究レベルでは一定の効果が認められ、暫定的なメカニズムが考えられているという現状であるため、過度な期待は厳禁です。 ビタミンDの効果

腸からのミネラル吸収の促進
体内で必要とされるものの、発汗や代謝で喪失しやすいカルシウム、マグネシウム、リンなどのミネラルを腸管から積極的に吸収する働きがあります。
特にビタミンDは、小腸の腸粘膜細胞の絨毛を介してカルシウムを吸収する際に、吸収量増加につながるカルシウム結合タンパク量を増やす働きがあります。
カルシウム喪失抑制、血中カルシウム濃度維持
腎臓の機能によって起こるカルシウムの血中から、尿への移動による喪失を抑制し、濃度を厳密に維持することで、カルシウムによる細胞膜の安定化、染色体の構造維持、2次メッセンジャーとして細胞内の情報伝達の働きを円滑化させます。