1Kでも広く見えるレイアウト術! 狭く見せない収納・家具設置のコツとは? (5/6ページ)

学生の窓口

一方そんなモダンなイメージのある家具も、色によって、実は部屋が狭く見えてしまうというのは、要チェックです。

そこで、濃い目の家具(ダークオークや黒など)のテーブルやチェストの場合は、布やガラスを置いてみましょう。テーブルクロス風のアレンジです。布は専門店やデパートでも安価に手に入れることもできますし、ガラス専門店に行くと強化ガラスを家具の面積に合わせて加工してくれます。

大きな家具は、入口から見た部屋の正面ではなく、入り口付近の壁際や間仕切りとして使用することができます。そうすると、家具を間仕切りとして配置した背面や側面に、転倒防止をつけた大きな鏡を置いたレイアウトが可能です。家具の色が濃いことが気になる場合は、壁と同色の布や部屋で使用しているカーテンで覆ってしまうとインテリアとしての一体感も出ます。

◎透明感+錯覚を意識したレイアウトも広さの秘訣

木目やカラー板などの仕様より、ガラスや鏡を使った仕様の家具は、広く見える効果があります。ガラスの向こうが見える「透明感」や鏡に映る奥行きが広さに貢献してくれるからです。廊下の先に大きな鏡を置いた場合はその先にもあると思ってしまうような「錯覚」が起きます。こうした錯覚もレイアウトを考えるときに必要になってきます。

すでに大きな鏡を持っているというときは、入口付近や部屋の正面にインテリアとしてレイアウトしましょう。さらにカラーボックスや高さの同じシェルフなどを利用して、天板を橋渡しのようにすると、天板下の収納や空間が活用できます。天板をガラスにすると、透明感が広さを増してくれるという視覚効果もあるのでおすすめです。

◎必要なときだけ大容量になる「パーツ買い」

これからの購入の場合には、分割できる家具をパーツとして購入することなど、家具選びにもアイデアを加えること。これも狭い1Kを広く見せるためのポイントです。たとえば、食事用のテーブル・勉強机・カフェテーブルなどを全部購入してしまうと、もちろん狭くなり歩くのがやっとの狭い部屋になってしまいます。

そこで、食事用のテーブルと勉強机、もしくは食事用のテーブル・勉強机・カフェテーブルすべてをひとつ選び、テーブルの天板を一回り大きなサイズで購入します。

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