ゲームが好きで給与は穀物、障碍者に寛容だがダークな一面も。古代エジプトの市民たちに関する興味深い事実10 (2/10ページ)
レーシングゲームのようなものではないかと考えられている。
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・9. ユーモアをこっそりしのびこませた芸術家たち
エジプト人のアートは、カラフルなピエロのようなおどけたイメージで知られているわけではないが、だからといって、この古代の芸術家たちがユーモアのセンスをもっていなかったわけではない。
彼らは作品の中で、さりげなくこっそりと、いや、ときにはわざとはっきりわかるように、パトロンや外国人を揶揄していた。
紀元前2000年頃のテーベでは、墓の壁に当の死者の姿が描かれた。ファラオの高官だったダギは重要人物で、その墓にはさぞや高貴な顔が描かれているかと思いきや、その表情はまるで自分が死んだことに驚いているかのように眉を上げ、消沈したような様子だ。
紀元前1389年~1349年のアメンホテプ三世の時代の彫刻には、筆記者やヒヒがよく見られる。ヒヒは書の神トトと関連していて、コミカルなもじゃもじゃの眉をしている。芸術家たちはエジプトの敵対者に対しても、皮肉を連発していた。
象牙の石板には、目をむいておかしな格好でやってくるアッシリアの捕虜の王子が描かれている。ヌビア人との緊張もあったため、彼らのいまひとつな顔の特徴を誇張して描いたアーティストもいたようだ。