ゲームが好きで給与は穀物、障碍者に寛容だがダークな一面も。古代エジプトの市民たちに関する興味深い事実10 (6/10ページ)

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・5. 給与は穀物

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 古代エジプトの通貨制度は完全にはわかっていない。昔は通貨のようなものはなく、物々交換がベースだったと考えられていた。だが、この考えは物を交換している絵から推測したにすぎない。

 確かに交易はあったが、それだけでは巨大なこの王国の商業システムを支えられなかったはずだ。豊富な物資は、大規模に栽培できる穀物だった。余剰穀類はエジプトじゅうに網の目のように広がるサイロで保存し、おもな公共プロジェクトに従事した労働者への賃金として支給された。

 だが、もし家を買いたかったらどうなるのだろう? 
 穀物ひと袋ではどうしようもない。

 古代エジプト人は、"シャット"と呼ばれる価値単位で働いていた。これはいったいなんなのか、まだ専門家にもはっきりわかっていないが、このシャットの売値と同等分を持っていれば、衣類や家具などと同じように家も買うことができたようだ。この通貨基準は、紀元前2750年~2150年の古代帝国時代に存在していた。1シャットは7.5グラムの金の価値に相当すると言われている。
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