「天皇陛下のお言葉」国民と家族を愛した真心に触れる (7/10ページ)

日刊大衆

「日本がこのように発展することは、(終戦)当時、誰しも想像できなかったことと思います。国民が互いに協力し合い、たゆまぬ努力を重ねてきた」(平成5年12月 60歳の誕生日の記者会見で)還暦を迎えた陛下が、昭和から平成を振り返って最も印象に残った出来事を回顧。終戦後の日本を見た天皇にとって、奇跡の復興だったのである。

■60歳の誕生日の記者会見では…

「赤坂と皇居の往復がなくなり、街の様子や街を行く人の姿を目にすることが少なくなったことを感じています」(平成5年12月 60歳の誕生日の記者会見で)この年の12月に新御所が完成し、赤坂御用地から引っ越した。その後の感想を求められてのお言葉。

「今は確か“おじじさま”と呼ばれているように思います」(平成5年12月 60歳の誕生日の記者会見で)陛下にとって初孫となる眞子さまが平成3年10月に生まれていた。その眞子さまから何と呼ばれているかという質問に対するご回答。

「結婚の問題は、本人の気持ちが尊重されることが大切」(平成6年12月 61歳の誕生日の記者会見で)紀宮さまのご結婚について、父として、天皇陛下としての立場で、聞かれて。「国民の納得を得られる人が望ましく」とも述べられている。

「多くの人々が長く苦労の多い避難生活に耐えねばなりませんでした。ことに高齢の被害者の気持ちはいかばかりであったかと察しています」(平成7年12月 62歳の誕生日の記者会見)1月17日に発生した阪神・淡路大震災の被災地に向けたお言葉。実際に現地を訪問し、被災者をお見舞いしている。

「科学技術が日進月歩の勢いで進歩している今日、科学技術を扱う人々がどのような意識で仕事をしているかということが極めて大切と思います」(平成7年12月 62歳の誕生日の記者会見)サリン事件について「思いもよらない恐ろしい事件でした。元気に朝出勤して来た人々が事件にあい、亡くなり、また、救出活動に当たっていた人々が亡くなり、本当に、その遺族のことを思うと、心が痛みます」とも述べた。

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