3つの性別を持ち、人間の致死量500倍のヒ素にも耐える線虫が発見される(アメリカ) (3/4ページ)

カラパイア



no title
Image by researchgate

・有害なヒ素に適応した線形動物

 だが重要なのは、どの種も湖に含まれる有害なヒ素に耐性があり、極限環境生物(ほとんどの生命にとって不適切な条件でも生きられる生物)であると考えられることだ。

 さらに驚きだったのは、Auanema種が極限環境ではない普通の環境でも生きられたことだ。そのような柔軟性のある極限環境生物はほんの数種しか知られていない。

 なおAuanema種と同じ属の近縁種と比較してみたところ、ヒ素濃度が高い環境で暮らしているわけでもないのに、高いヒ素耐性が確認されたという。

1_e
Auanema sp. Image by CALIFORNIA INSTITUTE OF TECHNOLOGY

・線形動物がストレスに対応する戦略を教えてくれる

 このことからは、線形動物には過酷な環境でも穏やかな環境でも適応できる遺伝的な柔軟性が備わっている可能性が示唆されるそうだ。

 「極限環境生物は、ストレスに対応する革新的な戦略についてたくさんのことを教えてくれます。
「3つの性別を持ち、人間の致死量500倍のヒ素にも耐える線虫が発見される(アメリカ)」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る