失踪ミステリー。忽然と姿を消した人が最後に残した意味深な言葉 (3/6ページ)
2017年1月26日、ウィルはカリフォルニア州サンタクラリタの自宅で、甥と一緒にテレビでゴルフを観て過ごした。甥が帰った後、ウィルは夕食を作り始めた。
午後4時半頃、妻のリンダが外から電話してきたとき、ウィルは「夕食を作っているところだ」と言った。その後、5時頃に再びリンダが電話すると、ウィルは上機嫌でチキンが焼けたと言った。しかし、リンダが6時頃に家に帰ってくると、ウィルの姿はどこにもなかった。
夕食はできていて、オーブンの火も消されていた。ウィルのコート、カギ、サイフなどもみんなそのままあった。サイフの中身もなくなっていなかった。飼い犬も家にいて、ウィルのトラックも外に停まったままだった。
謎めいた手がかりがいくつか出てきた。2017年2月、ウィルの血液が家の中で見つかった。隣家の監視カメラには、午後5時過ぎに白いSUVがウィルのガレージに向かってバックで入ってくるところが映っていた。
そしてほんの数分後には、SUVは走り去っている。警察によると、この車は家族のものだということだったが、こうした手がかりは解決にはつながらなかった。
2017年5月、ウィルの甥の名が重要参考人としてあげられたが、甥は捜査に協力し、逮捕はされなかった。
2018年12月、ウィルの自宅からそう遠くないバレンシアから人間の頭蓋骨が発見されたが、この頭蓋骨はウィルのものではなく、まるで無関係だった。
そして今も、ウィルがどうなったのかまったくわかっていない。