失踪ミステリー。忽然と姿を消した人が最後に残した意味深な言葉 (4/6ページ)
・3.” あとで折り返すわ”

Image by EvgeniiAnd/iStock
オーストラリア、ゴールドコーストで小学校教師をしていたマリオン・バーターは、ごく普通の幸せな生活を送っていた。それが暗転したのは、90年代半ばにマリオンが3度目の結婚に終止符を打ったときだった。
その数年後の1997年、マリオンは突如自宅を売り払い、イギリスへ旅に出た。
その後、音沙汰がなく、7月31日に初めてマリオンからのメッセージが、娘のサリー・レイドンの留守電に入った。
後でまた公衆電話から電話してきて、今、ケントのタンブリッジウェルズにいて、老婦人たちとスコーンとお茶をしながらいい時間を楽しんでいると言っていた。
会話の途中で、お金を投入しているチャリンチャリンという音が聞こえていたが、追加のコインが切れてしまったのか、電話を切らざるをえなくなった。「あとで折り返すわ」それがサリーが聞いたマリオンの最後の言葉だった。
当時、51歳だったマリオンは、それっきり行方不明になっている。
電話の会話がわずかにずれて遅れていたことから、確かにマリオンはイギリスにいたとサリーは確信している。
1997年10月、さらにおかしなことが起きた。マリオンの銀行口座から数千ドルが引き出されたのだ。