戦場で生まれた絆!奥州征伐で抜け駆けした鎌倉武士の縁談エピソード【上】 (1/5ページ)

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戦場で生まれた絆!奥州征伐で抜け駆けした鎌倉武士の縁談エピソード【上】

古来、結婚は家同士の結びつきとしてとらえられ、往々にして結婚する当人同士の意思とは無関係に話が進められてしまうものでした。

結婚するまで相手の顔も知らない、そもそも結婚することさえ知らされなかった、そんな事も珍しくなかったようで、今回はひょんな事からまとまった鎌倉武士たちの縁談エピソードを紹介したいと思います。

奥州征伐・七人の抜け駆け

時は平安末期の文治五1189年。謀叛人・源義経(みなもとの よしつね)を匿った奥州(東北地方)の藤原泰衡(ふじわらの やすひら)を征伐するべく、源頼朝(よりとも)公が兵を挙げます。

芳虎「源頼朝公奥州泰衡征伐之図」元治元1864年

戦が続く8月9日の夜、明日の決戦に備えていた甲斐国(現:山梨県)の御家人・工藤小次郎行光(くどうの こじろうゆきみつ)は、同じ部隊に所属していた信濃国(現:長野県)の御家人・藤澤次郎清近(ふじさわの じろうきよちか)に声をかけます。

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