「福」を呼び込め!陰陽道から生まれた幸運を祝う浮世絵「有卦絵」とは【後編】 (3/8ページ)

Japaaan

福助

その隣の掛け軸の絵に描かれているのは“福助”です。“福助”とはもともと江戸で流行した福の神の人形で、願いを叶えるものとして祀られたものです。

『当ル卯ノ二月十日有卦入』画:歌川広重 (国立国会図書館所蔵)

『当ル卯ノ二月十日有卦入』画:歌川広重 (国立国会図書館所蔵)

福助を描いた『有卦絵』は色々とありますが、上掲の浮世絵もその中の1つです。福々しい顔をした“福助”が、富士山と大きな“筆”を背景に軽快に走っています。腰に差しているのは“笛”でしょう。見ているだけで笑みがこぼれるような絵ですね。

風船で浮かんでいる人

そして一番左の掛軸には「風船で浮かんでいる人」が描かれています。

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