「福」を呼び込め!陰陽道から生まれた幸運を祝う浮世絵「有卦絵」とは【後編】 (2/8ページ)

Japaaan

上掲の画面中央には三幅の掛軸がかかっています。ちなみに掛軸は巻いた状態のものは“軸”と呼び、書けた状態のものは“幅(ふく)”と呼びます。

富士山と昇り龍

一番右の掛軸に描かれているのは“富士山”と“昇り龍”の絵で、おめでたい画題と言われています。

龍は人を助けてくれるものだと言われています。その“龍”が黒雲に巻き付いているように見えませんか?黒雲は雨を降らすものです。“黒雲に巻き付いている龍”は日照りの時に恵みの雨を降らせるという説があります。

『富士越龍図』画:葛飾北斎_ウィキペディア

『富士越龍図』画:葛飾北斎

葛飾北斎も亡くなる三ヶ月ほど前に、富士と黒雲に包まれた昇り龍を描いています。この龍の姿は北斎自身の姿を描いたものだとも言われています。

「「福」を呼び込め!陰陽道から生まれた幸運を祝う浮世絵「有卦絵」とは【後編】」のページです。デイリーニュースオンラインは、有卦絵陰陽道縁起物カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る