源頼朝の遺志を受け継ぎ武士の世を実現「鎌倉殿の13人」北条義時の生涯を追う【五】 (3/8ページ)
祐親の娘をナンパした頼朝。流人のくせに、けっこう気ままでフリーダム(イメージ)。
「あーあ、佐殿(すけどの≒頼朝)が女ったらしでなければ、もしかしたら伊東殿も味方してくれたかも知れないのに……」
「う、うるさいっ!」
ともあれ始まった石橋山の合戦は、頼朝300の軍勢を西から祐親300、東から大庭景親3,000が挟撃。圧倒的不利な状況下において、大庭の背後からやって来る三浦一族5,000の援軍が間に合うかどうかが逆転のカギを握っています。
合戦に先立って、時政は敵の総大将たる大庭平三郎景親(おおば へいざぶろうかげちか)に言葉戦(ことばだたかい)を挑みました。互いの正当性を主張することで味方の士気を高め、敵の士気を下げるのが目的です。まずは時政が、景親をなじりました。