源頼朝の遺志を受け継ぎ武士の世を実現「鎌倉殿の13人」北条義時の生涯を追う【七】 (5/8ページ)
「江間小四郎義時、参りました」
いったい何の用だろう……そう思った義時が参上すると、頼朝は欣喜雀躍。鼻先が触れそうな距離まで迫って来ました。
(近い近い近い近い!)
「あの……佐殿、此度はいかなる御用向きで……」
「え?あぁ。いや、その……うん」
本当に何があったのか、どう見ても頼朝の様子が変です。
「まぁいいんだ。何でもないんだ。そなたの忠義、しかと解った!追って褒美を沙汰するゆえ、もう下がってよいぞ!」
「……はぁ……?」
さっぱり意味が判らないまま退出した義時でしたが、後から周りの者に聞いたところ、自分の知らないところで色々あったようです。
浮気が原因で勃発!壮絶な夫婦喧嘩頼朝がなかなかの「女たらし」であったという話は以前にしたと思いますが、政子と結婚してからは、彼女が浮気を許しませんでした。