源頼朝の遺志を受け継ぎ武士の世を実現「鎌倉殿の13人」北条義時の生涯を追う【七】 (6/8ページ)

Japaaan

と言って、それでキッパリやめられるくらいなら、そもそもこの世の男女問題など、その93%が存在しない筈なのです。

バレなきゃいいんだ、バレなきゃ……頼朝は伊豆国に流されていた頃から可愛がっていた亀の前(かめのまえ。おかめ)という女性を、右筆である伏見広綱(ふしみ ひろつな)邸に連れ込んで密会していたのでした。

……しかしこういう場合、大抵バラしちゃう奴が現れて、修羅場になるのがお約束。バラしたのは舅・時政の後妻で、政子の継母に当たる牧(まき)の方

時政を化かし、鎌倉を混乱に陥れた女狐(イメージ)。

こいつがなかなか嫌な奴で、後々まで鎌倉武士団にトラブルの火種を持って来るのですが、若くて綺麗だったのか、妻に先立たれて寂しかった時政を、その意のままに操ります。

ともあれ政子は大激怒。牧の方の父(一説に兄)である牧三郎宗親(まき さぶろうむねちか)に命じて伏見広綱の屋敷を破壊させました。

「そんな無茶な!」

広綱にしてみれば、ただ亀の前を預かっていただけなのに、屋敷をまるごとぶっ壊されてはとばっちりもいいところです。

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