源頼朝の遺志を受け継ぎ武士の世を実現「鎌倉殿の13人」北条義時の生涯を追う【八】 (1/7ページ)

Japaaan

源頼朝の遺志を受け継ぎ武士の世を実現「鎌倉殿の13人」北条義時の生涯を追う【八】

これまでのあらすじ

前回の記事

源頼朝の遺志を受け継ぎ武士の世を実現「鎌倉殿の13人」北条義時の生涯を追う【七】

おごり高ぶる平家一門を討伐するべく挙兵した源頼朝(みなもとの よりとも)に付き従った北条義時(ほうじょう よしとき)は、数々の困難を乗り越えて鎌倉に入り、坂東に勢力基盤を築き上げます。

そんな中、頼朝の浮気が発覚して妻・北条政子(まさこ。義時の姉)が激怒。実家の北条一族を巻き込んだ壮絶な夫婦喧嘩の挙げ句、一時は鎌倉が分裂しそうな大騒動に発展。

……幸い事なきを得たものの、平家討伐の戦いはまだ始まったばかり。こんなところで内輪揉めをしている場合ではないのでした……。

第1話から読む

長男・泰時の誕生、そして平家の滅亡

さて、気を取り直して武勲を目指す義時でしたが、鎌倉分裂の危機を回避した一件以来、なかなか頼朝が手元から放してくれません。

「あの、それがし戦さ働きを……」

「よい。そなたが我が傍らにおることこそ、何よりの忠功じゃ」

「……はぁ」

よっぽど北条一族に見放されるのが怖いのだろうな……それならば妻(姉の政子)を大切にし、浮気などせねばよいのに……そんな事を思っていた義時も寿永二1183年、長男の北条泰時(やすとき)が誕生しました。

「源頼朝の遺志を受け継ぎ武士の世を実現「鎌倉殿の13人」北条義時の生涯を追う【八】」のページです。デイリーニュースオンラインは、北条義時鎌倉武士源義経源頼朝平安時代カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る