何かを選択する時に脳の神経細胞が関与。脳に電気を流すことで選択が覆る(米研究) (1/3ページ)

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何かを選択する時に脳の神経細胞が関与。脳に電気を流すことで選択が覆る(米研究)
何かを選択する時に脳の神経細胞が関与。脳に電気を流すことで選択が覆る(米研究)

その選択はあなたが決めたもの?脳に電気刺激を加えると選択肢が変わる/iStock

 あなたが選択に迫られたとしよう。どの服を着て出かけるかでも、夕食に何を食べるかでも何でもいい。この決定は何によって下されているのか?

 実は脳の神経細胞によるものだ。脳内ではそれぞれの選択肢がせめぎあっており、最終的に選ばれるのは、神経細胞がもっとも強くアピールしたものだ。

 ということは脳の神経細胞に電気的な刺激を与えることでその選択肢も変わっていくという。

 『Nature』(11月2日付)に掲載された新しい研究では、神経細胞が発火することで選択肢が持つ価値が表現され、それが最終的な判断を左右していることを明らかにしている。

・人間は何を基準に選択するのか?

 18世紀、ダニエル・ベルヌーイ、アダム・スミス、ジェレミー・ベンサムは、人間は与えられた選択肢の価値を主観的に計算し、それを比較することでどれを選ぶのか決定していると考えた。

 それは量かもしれないし、質かもしれない。あるいはそれを得るためのコストや実際に入手できる可能性といったことかもしれない。

 中には客観的に測ることができるものもある。だが、そこから感じられる価値はあくまで主観的なものだ。そして、そうした主観的に感じられる価値を比べることで、選ぶべき選択肢が最終的に決定される。

 これは経済学理論の基礎的な土台となり、今にいたるまでそれを前提として研究が行われているが、これが仮説ではなく現実であると証明されたのは、2006年になってのことだ。
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