公安が強制捜査!「沖縄独立」を企てる“北朝鮮工作員”の正体【全文公開】 (2/4ページ)
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そのうえで、Aが何度も北朝鮮へ渡航し、朝鮮労働党から直接指示を受けて日本で活動していたことや、労働党から勲章を受けていたことなども明かしているが、まさにそのとおりだ」
それにしても、公安部の狙いはいったい何なのだろうか。北朝鮮による深刻なスパイ活動は最近、あまり確認されていないのだが‥‥。
公安関係者がさらに明かす。
「工作員や協力者についての情報を更新するためだ。最近、北朝鮮の捜査が手薄になっていたが、その間に沖縄やアイヌの問題に関わって、おかしな動きをしていた」
事実、Aは毎年のように沖縄で「チュチェ思想新春セミナー」なるものを開催し、沖縄の「自主と平和」を唱えて日本からの独立を働きかけるとともに、米軍の追い出しをも図っている。
19年には、北海道で「金日成主席を回顧する集い」を開催し、アイヌ民族に自主性を促す活動などもしていた。
こうした動向に、公安当局も注目し始めたというのである。
「彼らは、沖縄やアイヌの自主性が日本国政府によって阻害されていると喧伝し、それを取り戻すためには闘争する以外に道はないと扇動する工作を実行している。独立闘争をけしかけているわけだ。その根底には、チュチェ思想による世界革命というイデオロギーがある」
公安関係者は、チュチェ思想国際研究所による工作の危険性について、そんな分析をした。そのうえで、付言する。
「もっとも、沖縄やアイヌに独立を働きかけているのは、北だけじゃない。中国もそうだ。いや、むしろ中国のほうが積極的であり、そのために北と連携している。資金援助もしているとみられる。特に、中国にとって軍事的にも経済的にも重要な沖縄については積極的だ」
公安調査庁は17年の年次報告書「内外情勢の回顧と展望」の中で、すでに以下のような報告を行い、警鐘を鳴らしている。
〈「琉球帰属未定論」を提起し、沖縄での世論形成を図る中国人民日報系紙「環球時報」(8月12日付け)は、「琉球の帰属は未定、琉球を沖縄と呼んではならない」と題する論文を掲載し、「米国は、琉球の施政権を日本に引き渡しただけで、琉球の帰属は未定である。