立川志の輔×渡辺正行「談志師匠が富山県知事に頭を下げてくれて…」爆笑スペシャル対談 (1/6ページ)

日刊大衆

立川志の輔(左)と渡辺正行
立川志の輔(左)と渡辺正行

 本誌で大好評連載中の『コント赤信号 渡辺正行 スター芸人たちの“笑いと涙”』の特別編。今回も、前回に引き続き、明治大学落語研究会時代の先輩・立川志の輔師匠との対談・後編を掲載! 新春恒例の落語会の話、立川談志師匠との思い出など、話が尽きない2人のやりとりを、どうぞ!!

渡辺 2021年、新たな年を迎えましたね。新春で思い出すのは、40年以上前、三宅裕司さん(69)、志の輔さん、僕の3人で落語を披露した「志い朝の会」です。

立川 ああ、やったねえ〜。毎年1月15日、今はなき上野の本牧亭で4年くらいやったよね。

渡辺 明大落研で受け継がれてる高座名「紫紺亭志い朝」の4代目が三宅さん、5代目が志の輔さん、6代目が僕。たしか三宅さんが言い出したんですよね。「卒業してから落語をやらなくなったから、3人で会を開こうよ」って。

立川 うん。1977年に始めた当時は、三宅さんも俺も役者を目指してアルバイト生活、ナベちゃんはまだ大学3年生。つまり、みんな素人だったんだけど、ホントに楽しかった。

渡辺 3人でお金を出しあって、伝統ある講談専門の寄席を借りて。自分たちでパンフレットも作って、木戸銭は99円。とりあえず知り合いを呼ぶんですけど、いつも満員でしたよね。

立川 本牧亭の管理人のような、いいお年の女性が一番後ろで観ててくれて、会が終わった後に挨拶に行ったら、「あんたたち、面白いわ」って褒めてくれたんだよ。毎日、プロの講談師の芸を観てる方の感想だから、ものすごくうれしかった。「来年も貸してください」って言うと、「いいわよ」って即答してくれたし。

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