ミツバチも青色が好き。人間はミツバチのおかげで自然界では珍しい青い花を見ることができる (2/4ページ)

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 16世紀になるとインドから藍色染料がヨーロッパに伝わり、その原料となる植物とともに重要な品になった。青いシャツやジーパンなど、私たちのファッションは今もその当時の影響を受けている。

 今日では、ただの染料だけでなく光学的効果によっても不思議な青が作られている。

 数年前、見る人によって白と金あるいは青と黒のどちらかに見える不思議なドレスが話題になったことがある。これは色が光の波長によるばかりでなく、私たちの認知プロセスも関与していることを示している。

 人間の色の好みは環境要因によって左右される。青に人気があるのは、生態学的には晴れた空やきれいな水の色だからと説明できるという。それは人間にとって好ましい条件を示すものだ。

空と海の青
Pixabay

・受粉媒介昆虫の為に進化した青い花

 空や水を除けば、自然界の青は比較的珍しい。たとえば、昆虫の助けを借りず、風を頼りに受粉を行う植物の中に青い花を咲かせるものはない。

 しかしミツバチなどの昆虫に受粉を手伝ってもらう植物に目を向ければ、そこで青に出会うことができる。これは青い花が受粉の効率を高めるために進化したことを物語る。

 それでもなお青がそれほど一般的でないのは、植物がこの色を作り出すことに苦労しているからだと考えられる。そして、それはある環境における植物の適合度の高さの指標として利用できるかもしれない。
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