ミツバチも青色が好き。人間はミツバチのおかげで自然界では珍しい青い花を見ることができる (1/4ページ)

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ミツバチも青色が好き。人間はミツバチのおかげで自然界では珍しい青い花を見ることができる
ミツバチも青色が好き。人間はミツバチのおかげで自然界では珍しい青い花を見ることができる

自然界では珍しい青い花の存在はミツバチのおかげ / Pixabay

 好きな色はと聞かれて「青」と答える人は多い。海や空に代表される「青」は人間を引き付ける魅力をもっている。だが青は、自然界(植物界)では珍しい色で、かつて青いバラは不可能の代名詞と言われたこともある。

 そんな神秘的な青い花の秘密のカギを握っているのは、なんとミツバチをはじめとする花粉媒介昆虫なのだそうだ。

 青い花はこれらの昆虫をおびき寄せるために進化してきたのだと、オーストラリア・RMIT大学のエイドリアン・ダイアー准教授は『The Conversation』で解説する。また、我々が見ている青よりも、ミツバチたちはもっと色鮮やかで魅力的な青に見えているのだそうだ。
・人間を魅了した青の歴史

 人間は古くから青に魅了されてきた。

 たとえば古代エジプトではブルーロータスのような青い花が珍重され、さまざまな物を青で飾ってきた歴史がある。

 人類最古の合成顔料と考えられているエジプシャンブルーで花瓶や宝飾品を染め、ツタンカーメンのマスクのような重要な品にはラピスラズリやターコイズが用いられた。

 その夜空のような青が美しいラピスラズリは、ルネサンス期の画家たちにも愛され、彼らの手によって魅惑的な作品が生み出されてきた。

ラピスラズリ
ラピスラズリ/iStock

 今では当たり前になった青い染料だが、そのルーツは6000年前の古代ペルーで綿織物を染めるために使われたインジゴイド染料にあると考えられている。
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