平安京は犯罪都市だった?平安時代の強盗たちの犯行記録から見えてくる人々の姿 (3/8ページ)
37歳)
出身地:大和国(現:奈良県)
罪状:強盗
盗品:3種類
被害金額:銭7貫500文相当
量刑:布60反1丈3尺3寸(※)を盗んだ罪に換算
(※)14反3丈と追記されている。後から何か発見されたか?
判決:流刑
盗品の内訳:
一、銀造太刀(しろがねづくりのたち)×1腰(銭5貫)
一、馬×1疋(頭。銭1貫500文)
一、米(よね)×1石(1,000合≒約150㎏。銭1貫)
田辺延正(たなべの のぶまさ)
生年:康保4年(967年。30歳)
出身地:左京(現:京都市左京区)
罪状:強盗
盗品:7種類(原文は「漆種」。漆は七の別記)
被害金額:銭76貫300文相当
量刑:布613反2丈&14反3丈(追記)を盗んだ罪に換算
判決:流刑
盗品の内訳:
一、絹×137疋(銭37貫)
一、綾(あや。高級な絹)×7疋(銭28貫)
一、直垂(ひたたれ。武士の平服)×1領(銭3貫)
一、褂(うちき。肌着)×11領(銭5貫500文)
一、胡籙&箭(や=矢)×3腰分(銭1貫500文)
一、黒作太刀(くろづくりのたち)×1腰(銭500文)
一、手作布×2反(銭800文)
「たくさん運べて助かるわい」輸送&逃走手段に馬も手に入って、ご満悦の国成(イメージ)。
津守秋方(つもりの ときかた)
生年:康保4年(967年。