成功するIT化による業務改善。その道筋を作るためにすべきこととは (1/5ページ)

新刊JP

『御社にそのシステムは不要です。』著者の四宮靖隆氏
『御社にそのシステムは不要です。』著者の四宮靖隆氏

昨今、政府が「DX」(デジタルトランスフォーメンション)を推進するなど、世の中は「IT化」「デジタル化」の流れが加速している。

企業にとってIT化は非常に重要だ。変化の速い現代において、成長のスピードを上げるために業務改善による効率アップは必要不可欠であり、残業削減や利益の拡大にもつながっていく。しかし、「IT化」といってもどうすればいいのか分からない、予算面で難しい部分がある、そういった不安な声も一方で上がる。

今回はそんな中小企業の不安に対して丁寧に応えてくれる本『御社にそのシステムは不要です。』(あさ出版刊)について、著者であり株式会社ジョイゾー代表取締役社長の四宮靖隆氏にインタビューを行った。その前編では、IT化を進めるために必要なことについて聞いている。

(新刊JP編集部)

■どうする会社のIT化。なぜ不要なシステムができてしまうのか?

――四宮様のご経歴としては、ずっとSI業界にいらっしゃるのですか?

四宮:そうですね。最初はSIerの会社で情報システム部門に配属されまして、社内のシステム運用管理を4年弱やっていました。その後、お客さんを相手としたSIの仕事をしたいというところで、独立系SIerの会社に転職をしました。そこで業務システムの開発作業に携わり、グループウェアを開発するサイボウズとも知り合いまして、その後今に至るまでサイボウズさんとお付き合いさせていただいています。

――サイボウズとは長くパートナーとしてお付き合いされているんですよね。

四宮:そうですね。独立系SIerの会社にいたときから、「サイボウズGaroon」という大規模グループウェアの構築作業をやっていました。

その後、2010年12月に独立をしてジョイゾーという会社を立ち上げるのですが、ちょうどクラウドがこれから定着していくという頃で、クラウドビジネスをメインビジネスにしていこうという思いはあったのですが、具体的な構想まではありませんでした。

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