ADHD(注意欠如・多動症)を正しく診断するために脳の撮像技術を利用する方法が模索されている (1/3ページ)

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気が散りやすくなかなか集中できない、不注意で落ちつきがない、忘れ物が多い、衝動的に行動してしまう。
誰にも多少はそういった経験があるかもしれないが、これらの症状が、生活や学業に悪影響を及ぼし、その状態が6ヶ月以上続くと、発達障害の一種、ADHD(注意欠如・多動症)と定義される。
ADHDは、脳機能の発達や成熟に偏りが生じた結果と考えられているが、その原因はまだよくわかっていない。大勢の子供や大人が診断される一般的な症状だが、その原因はとても複雑だ。
・脳の撮像技術を利用した診断を模索中
現在、ADHDの診断は、患者の行動の中に現れるサインを手がかりに行われている。そのために、ただ落ち着きがないだけ、あるいは行儀が悪いだけといった具合に、見過ごされてしまうこともしばしばだ。
より客観的な診断を行うにはどうすればいいのか? 今、脳神経学者たちは最新の撮像技術を駆使して、脳の神経学的な特徴からADHDを診断できるよう調査を進めている。
そうした研究からは、脳の大きさや結合の乱れが、原因の1つかもしれないということが明らかになりつつある。