ストレスは遺伝する。マウスの父親は精子を介して子孫にストレス反応を伝えていることが判明 (2/4ページ)
はたしてマウスの精子は、ストレスの強さを直接子供に伝えているのだろうか?
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・ストレスに弱いマウスと強いマウスの遺伝子変化
米マウントサイナイ医科大学の研究グループは、まずマウス(もちろんオス)の精子のRNAを解析し、それからストレスを受ける状況で10日間飼育した。具体的には人見知りしそうなマウスを攻撃的なマウスと一緒に飼育するのだ。
そしてこのときの反応とストレスレベルの評価に基づいて、マウスをストレスに弱いグループと強いグループにわける。その上で再度精子のRNAを解析し、飼育の前後で変化がなかったどうか確かめた。
その結果わかったのは、ストレスに弱いグループでは1460個の遺伝子が変化していた一方、強いグループでは62個だけだったということだ。
そうした変化を伝えられた子供は、やはりストレスに対して大きな反応を示すことも確認された。
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・精子自体にストレス反応を直接伝える機能があることを確認
研究グループのアシュレー・カニンガム氏によると、強いストレスにさらされていたオスと”自然”に交尾したマウスは、そのことを察知してよりいっそう妊娠や出産に気を使うようになるのだという。