世界初、両腕両肩を移植した男性が驚くべき回復を遂げる (1/6ページ)

カラパイア

世界初、両腕両肩を移植した男性が驚くべき回復を遂げる
世界初、両腕両肩を移植した男性が驚くべき回復を遂げる
世界初、両腕両肩を移植した男性の驚くべき回復

 電気技術者として働いていたフェリックス・グレターソンさん(48)は仕事中、同僚とのコミュニケーションミスが原因で送電線に触れてしまい、1万1000ボルトもの電気ショックを受けて跳ね飛ばされ、10メートル以上下の凍った大地に落下してしまった。

 背中や首を3ヶ所骨折しただけでなく、両腕に大火傷を負う惨事になった。故郷のアイスランドに住んでいた今から23年前の出来事だ。

 事故直後、グレターソンさんの腕は肘の上で切断されたが、感染症を繰り返したので、肩まですべて切断することになったという。その後数年の間に54回もの手術を受けることになった。
・ボロボロの体で、痛みを緩和するだけの状態だった

 グレターソンさんは当時のことをこう語る。
うっすら覚えているのは、地面に横たわったまま救急車を待っていて、腹に痛みを感じていたことだった。自分の体はまったく効かず、まわりのすべてをシャットアウトしていた。

病院に運ばれたときはすでに昏睡状態だったそうで、3ヶ月後に目覚めたときには、自分の腕がなくなっていた

 数年間に54回もの手術を受け、傷の痛みに苦しんだグレターソンさんは、薬物を多用してその痛みを麻痺させていた。

そのときの僕の治療法は、薬物やアルコールで痛みを遮断するだけだった。それから何年も、体はすっかりボロボロ状態だった。
「世界初、両腕両肩を移植した男性が驚くべき回復を遂げる」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る