犯人の死ぬ間際の告白で明らかとなった10の殺人事件(パート1) (2/5ページ)
Weepy Voiced Killer "Don't Talk Just Listen" Paul Michael Stephani serial killer・9. 高齢の末期患者は殺し屋だった(ニュージーランド)
2018年、ニュージーランドに住む高齢の末期患者(ショーンとだけしか知られていない)が、50年以上も前の重大犯罪について告白した。告白を聞いた医師は、あくまでも患者の守秘義務を順守すべきかどうか、倫理的な議論を引き起こした。
ショーンは、学校を退学してから悪い連中とつきあい始め、果ては金で殺しを請け負う殺し屋になった。犠牲者の目をのぞき込みながら、相手が悶え苦しみ、命乞いをするのを楽しんでから、引き金を引くのだ。
ショーン曰く、ずっと罪の意識に苛まれながら暮らしてきたという。そのため、慈善事業に寄付したり、ボランティア活動をしたりして、彼が言うところの"失われた魂"に対して、少しでも埋め合わせしようとした。だが、なにをしても罪の意識の解消にはならなかった。
医師は、ショーンに生きているうちに手紙を書いて、警察に送ってはどうかと勧めた。それまでは医師が彼の犯罪の秘密をひとりで抱えることになったが、この告白を知った犯罪犠牲者支援団体と、この情報を保留にした病院の判断によって、警察はようやく真実に迫ることができた。