ドイツらしさあふれる「木組みの町並み」を巡る旅 一度は訪れたい7つの町 (4/10ページ)
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ゴスラーでは建物の多くに「スレート」と呼ばれる石材が使用され、太陽の光を受けた町並みが銀色に輝きます。同じハルツ地方の町でも、さきほど紹介したヴェルニゲローデとはだいぶ趣が異なりますね。
銀で繁栄した町の歴史を物語っているのが、あちこちで見かける豪華な装飾がほどこされた木組みの家々。この地方に伝わる魔女伝説も関係しているのか町全体もどこかドイツ離れしたエキゾチックな雰囲気で、そこがまた魅力でもあります。
旧市街の外れにそびえるのは、ハインリヒ3世が築いた皇帝居城。彼の心臓が安置されている地下礼拝堂ほか、2階「帝国の間」にあるドイツの歴史や伝承を描いた68枚の巨大な絵が見所です。
そして町の郊外にあるのが、ランメルスベルク鉱山。968年から1988年まで1000年以上もの間ここで銀の採掘が行われ、ゴスラーに富をもたらしました。