警視庁元最高幹部が警告「サイバーテロが選手村、大病院を襲う」(2)既にJOCが被害に (1/3ページ)

Asagei Biz

警視庁元最高幹部が警告「サイバーテロが選手村、大病院を襲う」(2)既にJOCが被害に
警視庁元最高幹部が警告「サイバーテロが選手村、大病院を襲う」(2)既にJOCが被害に

 16年のリオデジャネイロ五輪では数千万回のサイバー攻撃が確認されており、12年のロンドン五輪の際にも2億回の攻撃があったとされる。

 こうした状況を前に、ようやく政府も動いた。政府関係者が続ける。

「五輪のサイバー攻撃防御の司令塔とも言える、内閣サイバーセキュリティセンターさえも攻撃されたことを見て、いよいよまずいと思ったのか、関係各部署が慌てて対応に走った。公安調査庁を管轄する法務省などは、全国の公安調査局長らを集めた会議をオンライン形式で開催し、上川陽子法務相がテロやサイバー攻撃を未然に防ぐため情報の収集や分析に取り組むよう指示したことを、公表までしている」

 だが、こんな拙速な対応が、果たして有効に機能するものであろうか。先の米村氏もテレビ局の取材の中で「危機管理において失敗はつきものだ」と公言している。

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