大河ドラマ『青天を衝け』で町田啓太が好演!幕末随一のイケメン「土方歳三」はどのように箱館で戦った? (6/11ページ)

Japaaan

歳三は「この機を逃すべきではない」と判断し、副官の大野右仲に声をかけます。

「速やかに兵を進めよ。我はこの柵にあって、退く者を斬る」

大野は敗走する味方を率いて前進。敗走する箱館軍は瞬く間に勢いを取り戻していきました。

しかし無情にも、その時は訪れてしまいます。

歳三は馬上で敵弾を腹部に受けて落馬。そのまま息を引き取ったと伝わります。

享年三十五。辞世は「鉾とりて月見るごとにおもふ哉あすはかばねの上に照かと」と伝わります。

京都から始まり、六年にも渡って最前線で戦い続けてきた男の最期でした。

箱館総攻撃の図

市村鉄之助が届けた歳三の写真(現在も歳三の子孫が運営する土方歳三資料館に刀と共に展示)

話は歳三の生前に戻ります。

土方歳三には、市村鉄之助という小姓(新選組隊士)がいました。

市村は明治2(1869)年の段階で十六歳、歳三からすれば子供でもおかしくない年頃です。

箱館軍と新政府軍の間で戦争が迫ったある日、歳三は自室に市村を呼びました。

土方は市村に命じます。

「私の生まれ故郷の日野に、遺品を持って行け」

箱館から逃げろ、と歳三は市村に言っていました。

京都時代には、新選組隊士の脱走を堅く禁じていた歳三です。

事態がそれほど切迫すると同時に、市村を死なせたくないという思いが見て取れます。

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