虫の声は日本人にしか聞こえない!?日本人と世界の人々の虫の声の聞こえ方について【後編】 (2/10ページ)
日本最古の歌集『万葉集』には、天皇や貴族から大道芸人、農民など幅広い階級の人たちの和歌が収められています。「虫の鳴き声」について詠われている和歌としては、
‘影草の生いたる野外(やど)の夕影に なく蟋蟀(こおろぎ)は聞けど飽かぬも’
という和歌があり、他にもいくつか“虫の声”を題材にしたものがあります。
平安時代には清少納言によって書かれた『枕草子』の「虫は」という章で
‘虫は鈴虫。ひぐらし。蝶。松虫。きりぎりす。はたおり’
というように鳴く虫が挙げられています。
