【調査分析】日本ではたらく外国人社員の従業員支援プログラム相談傾向分析調査2021~コロナ禍で相談件数の増加率は日本人社員の倍以上も~ (5/11ページ)
「生活」・・・法律に関る問題、金銭問題、介護問題、子どもの教育問題、仕事と家庭の両立、育児相談、住環境、海外生活、本人の学業・進路・就職など
「健康」・・・自身、もしくは、家族・パートナーの身体的健康・メンタルヘルス
「プライベートの対人関係」・・・家族・パートナー関係、その他の対人関係、ストーキング、脅迫、暴力行為、職場以外におけるセクハラ、家族・パートナーへの暴力・虐待、プライベートでの離別・死別体験、職場以外のパワハラ、いじめ、いやがらせなど
コロナ禍で外国人社員の「仕事の問題」が顕著に増加
外国人社員の「職場」に関する相談内容の内訳を分析したところ、第1回調査(*3)では、外国人社員は、仕事の質や量から生じる職場のストレスといった「仕事の問題」の比率がより高く、かつ、日本人社員に比しても高い傾向にありましたが、「コロナ前」の2019年度上半期と「コロナ継続期」の2021年度上半期の外国人社員の「職場」に関する相談内容の比率を比較すると、「仕事の問題」に関する相談内容の比率が一層増加、かつ日本人社員に比しても高いことが明らかになりました。こうしたことから、外国人社員にとっては、新型コロナウイルスの有無に関わらず、常に「仕事の問題」が悩みとなっており、メンタルヘルスの要である可能性が示唆されます。