【調査分析】日本ではたらく外国人社員の従業員支援プログラム相談傾向分析調査2021~コロナ禍で相談件数の増加率は日本人社員の倍以上も~ (8/11ページ)

バリュープレス




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ウィズ/アフターコロナにおける外国人社員のウェルビーイングを高める秘訣「ソーシャル・サポート」

本調査の結果、外国人社員は、第1回調査(*3)同様、「プライベート」に関する相談、とりわけ「健康」に関する相談が多かった、つまり、新型コロナウィルス感染拡大によって健康不安が増大し、相談件数が増加したこと、また、「プライベート」の悩みと、仕事の質や量にまつわる職場のストレスを筆頭に、上司との関係やテレワークから生じるストレスが自身のキャリアに対する不安といった「職場」の悩みは相互関係にある可能性が高いことが示唆されました。こうしたことから、表向きは「職場」、とりわけ「仕事」に関する相談であっても、真の相談テーマは「プライベート」にまで及ぶことが、コロナ禍においても示されました。また、日本人社員との比較においては、コロナ禍における外国人社員の相談件数の増加率が、日本人社員に比して高かったことから、心身への影響をより受けやすい傾向が示されました。

今般の新型コロナウィルス感染拡大といった、世界レベルで流動的な有事の際、危機を正しく察知し、心理的負担を低減させることや、仕事、上司、テレワークといった就業環境の変化がもたらすキャリアへの不安に対して、外国人社員のウェルビーイングを保つためには「ソーシャル・サポート」がキーワードになると考えます。このソーシャル・サポートとストレスの密接な関係については、これまでも多くの研究がなされており、メンタルヘルス不調を予防する大切な要素であります。
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