体から発せられる6つ目の感覚「内受容感覚」は男女で受け止め方に違いがある (1/3ページ)
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人間には五感(触覚、視覚、聴覚、嗅覚、味覚)が備わっているが、それ以外にもある。それは、「内受容感覚(interoception)」と呼ばれる人体から発せられるメッセージだ。
普段はあまり意識しないかもしれないが、人体はいろいろなメッセージを発している。こうした体の声は心にも影響する。
だが、ロンドン大学ロイヤルホロウェイの研究によると、男性と女性ではこの内受容感覚の受け止め方が違うのだという。
・体が語りかけてくる「内受容感覚」
ご飯からしばらくすればお腹が空き、喉も乾いてくる。体を動かせばドクドクと心臓が駆け出し、体温が上がるのを感じる。ストレスを受けて胃が縮み上がるのもわかる。熱くもないのに手に汗をかく。
こうした自分の体が今どのような状態なのか告げる感覚が、「内受容感覚」だ。
普段は意識しないかもしれないが、これはとても大切な感覚だ。
生きるためには何かを食べねばならないが、それができるのはお腹が空いてくれるからだ。体温が上がったとき、上着を脱いだり、日陰に入ったりできるのも、それを感じられるからだ。
このように心身のバランスが崩れていることを伝えてくれる内受容感覚は、生きるうえで不可欠な感覚だ。
だが、内受容感覚は男女で少々違うらしいのだ。
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・内受容感覚は男女で異なる
心理学者のジェニファー・マーフィ氏らは、内受容感覚に関する93本の研究をレビューして、心臓・肺・胃から発せられるメッセージの受け止め方が、性別によって違うのかどうか調査。