5種の薬剤カクテル療法でカエルの手足を完全に再生させることに成功。再生医療に光明 (1/4ページ)

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5種の薬剤カクテル療法でカエルの手足を完全に再生させることに成功。再生医療に光明
5種の薬剤カクテル療法でカエルの手足を完全に再生させることに成功。再生医療に光明

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 ほとんどの動物は怪我をすると傷口を修復する能力を持っているが、一部の動物は、体の一部を失っても再生する能力を持っている。

 アメリカの研究者らは、カエルの手足を切断し、5種の薬剤を混ぜたものを、シリコン製のキャップに入れ切断面に装着し、24時間密封するという実験を行った。

 その結果、きちんと機能するほぼ完全な手足が生えてきたという。

 この手法は将来的に、人間を含む多くの動物の再生医療に役立つ可能性があると期待されている。その成果は『Science Advances』(2022年1月26日付)で発表された。

・再生能力を持つ生物
 自然界には、トカゲやサンショウウオ、ヒトデやウーパールーパーなど、手足の一部を失っても完全に再生できる動物がいる。中にはプラナリアのような、細かく切られても、断片から体を再生して、増殖してしまう生物が存在する。

 人間も傷ができても塞ぐことができるし、肝臓にいたっては、半分が失われても元に戻るが、大きくて複雑な手足となるとそうもいかない。

 ここが切断されると、出血や感染を防ぐために傷口が「瘢痕組織(はんこんそしき)」という塊におおわれて、手足の成長を邪魔してしまう。

 それはカエルも同じこと。オタマジャクシの頃は高い再生能力を持っているが、カエルになってしまうとその能力が落ちてしまい、手足を失うと元には戻らない。
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