食事内容を変えることで寿命が最大10年延びるかもしれない。最新の研究で明らかに (3/4ページ)
過去の研究では、抗酸化物質は細胞のダメージ(老化の原因)を予防するだろうことが示唆されている。
とは言っても、研究グループによると、抗酸化物質を普通の食事から摂取して本当に効果があるのかどうか、未だはっきりしていないのだそうだ。
また「抗炎症作用」のある食材も数多く含まれている。そうした食材も病気を予防し、老化を抑えるものと推測できる。
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・いくつかの注意点
今回のようなメタ分析は、さまざまな研究から集めた大量のデータを分析する。したがって、健康的な食事が実際に長生きの秘訣であることの優れた裏付けと言える。
それでも完全なものではない。まず、データにはいくつか仮定が含まれているために、調査対象になった研究同士の重要な違いを無視する結果につながる恐れがある。
また今回の研究では、「卵」と「白身肉」を減らすと寿命が延びるという結果になっている。だがこれについては、他の食材に比べてそれほどはっきりした結果ではないという。
さらに過去の病気についても考慮されていない。
そのため食事が寿命に与える効果はあくまで平均的なもので、病気や遺伝、あるいは生活習慣(喫煙・飲酒・運動など)など、さまざまな要因によって左右される可能性もあるそうだ。
またこういった研究は常にアップデートされているので、今後の研究によっては食材の種類や量も変化していくことを考慮に入れておきたい。