【鎌倉殿の13人】頼朝愛が過ぎる上総広常(演:佐藤浩市)、嫉妬で年甲斐もなく大喧嘩の巻 (4/7ページ)

Japaaan

佐奈田与一義忠。これは石橋山の合戦で敵将・俣野五郎景久を取り押さえた場面。菊池容斎『前賢故実』より

石橋山はもちろんのこと、亡き源義朝(よしとも、頼朝の亡父)の代から忠義を尽くしてきた苦難の日々に思いを馳せ、往時を知る御家人たちも感涙を禁じ得ません。

そんな中、有頂天の義実に水を差す者がいました。頼朝武士団では新参者の広常(かつて義朝に仕えていたことはありますが、頼朝とはほぼ初対面)です。

「俺の方が似合うモンねー」嫉妬する広常の挑発

この美服は広常が如きが拝領すべきものなり。義実の様なる老者が賞せらるるの条、存外

【意訳】この水干は俺にこそ似合うものだ。それをこんな老いぼれに与えるなんざ、武衛もわかってねぇなぁ(佐藤浩市テイストで)。

確かにこの時点で義実は齢70に達していますが、広常だって(生年不詳ながら)年代的には千葉介常胤(演:岡本信人)なんかと同じ。

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