【鎌倉殿の13人】北条の敵か味方か…市原隼人が演じる北関東の梟雄・八田知家の生涯を予習 (7/7ページ)

『大日本歴史錦絵』より、比企義員(能員)。頼家の乳母父でもあった
しかし北条氏の方がより上手で、頼家は最大の後ろ盾であった比企能員(演:佐藤二朗)を喪い、鎌倉から追放されてしまいます。
かくして鎌倉幕府の実権は北条氏に移っていくのですが、そんな中でも滅ぼされないだけの勢力を保ち続け、建保6年(1218年)3月3日に77歳で世を去ったのでした。
北条の敵か味方か……と言うなら敵となった知家ですが、知家のみならず彼らが味方したのは北条ではなく、鎌倉殿です。
喩えるなら扇の要のように、鎌倉殿あってこそ、御家人たちも利害を超えて力を合わせられたのでした。
これからますます盛り上がる「鎌倉殿の13人」において、ワイルドでカッコいい知家がどんな活躍を魅せてくれるのか、楽しみですね!
※参考文献:
高橋修 編『実像の中世武士団 北関東のもののふたち』高志書院、2010年8月 野口実『東国武士と京都』同成社、2015年10月 細川重男『頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」』朝日新書、2021年11月トップ画像:NHKホームページより
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