【秘話 鎌倉殿の13人】源頼朝最後の男系男子・貞暁(じょうぎょう)の波乱に満ちた人生と北条政子との因縁:その3 (5/9ページ)

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 謀反の罪で滅ぼされた和田義盛。(写真:Wikipedia)

そうした不安定な状況の中、将軍実朝はますます和歌にのめり込んでいきます。生来の脆弱さもあってか正室信子との間には子供が誕生する気配はありませんでした。

この頃になると政子には大きな心境の変化が起こっていたのではないでしょうか。それは、将軍職には北条の血は必要としない。ただし幕府は北条家のみで支えていくという固い決意でした。

政子は実朝と後鳥羽上皇の良好な関係から、実朝に跡継ぎができない場合は後鳥羽院の皇子を将軍として迎えようと画策していたのです。

こうした政子の心境の変化は、栄実の謀反発覚はもちろん、公暁がいつまでも剃髪せず、その本心が掴めなかったことも原因であったと思われます。

政子:頼家の子たちに将軍を継がせようとは思わぬ。将軍には高貴な血を引く者を就かせ、北条が代々の執権となって盛り立てていくまでよ。

北条家の血にこだわる政子の凄まじいばかりの執念は、時代の流れとともに変化していったのです。

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