【秘話 鎌倉殿の13人】源頼朝最後の男系男子・貞暁(じょうぎょう)の波乱に満ちた人生と北条政子との因縁:その3 (6/9ページ)
父義時とともに北条氏の独占体制を築いた北条泰時。(写真:Wikipedia)
政子の再上洛と貞暁の凄まじい決意
実朝と親交が厚かったとされる後鳥羽上皇。(写真:Wikipedia)
1218(健保6)年2月4日、北条政子が2度目の上洛を行います。初回同様、北条時房を供に熊野詣を兼ねていました。
しかし、政子上洛の本当の目的は実朝の後継者として、後鳥羽上皇の皇子頼仁親王を所望することでした。そのために、親王の養育者で権力者でもあった上皇の乳母藤原兼子と会談を重ね、その内諾を得たのです。
その上で政子は、高野山にいる貞暁に自分との面会を命じました。面会の目的は、頼朝の血筋として将軍家を継ぐことができる貞暁の意思確認であったのです。