「鎌倉殿の13人」小四郎、武衛、ブエイ… 上総介広常ロス続出中の第15回「足固めの儀式」振り返り (3/9ページ)
せっかく頑張って書いたのに、頼朝から「子供の字か?」「読めん」と言われてしまいます。本当は(やましさ、忍びなさから)読みたくなかったのでしょう。
ひたむきな願いを知りながら「広常は謀叛人だ」と立ち去ったのは、少しでも後悔したのを義時に見せたくなかったゆえと願うばかりです。
「御家人なんざ使い捨ての駒だ……」
確かに広常は言いましたが、それは言葉のアヤってモンで、愛情を求める裏返しに他なりません。
本当に使い捨てるヤツがあるか!と思った視聴者は、きっと筆者だけではないはずです。
頼朝に似てきているぜ…変貌しつつある義時一方、広常を粛清するべく策謀に嵌めた大江広元(演:栗原英雄)。
頼朝の意を受けて献策したかと思ったら、頼朝の「そう言えば、わしであったわ」と笑うシーン。
何だか「お主も悪よのう」「いえいえ、お代官様ほどでは……」というお約束を彷彿とさせました。
文士でありながら、時に武士以上の過激さをもって頼朝を補佐した広元。大庭学僊筆
察するところ、頼朝と広元は坂東武士を束ねる上で「温情よりも恐怖で脅すのが効果的。それには最も強い広常を誅し、その遺領を分け与えるという実利で釣るのが最善」という結論に達したのでしょう。
そんな二人に反感を覚えつつ、義時は広常を助けに(例えば出奔を促しに)行かず、三浦義村(演:山本耕史)の元へ。